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2017年3月25日土曜日

安倍昭恵氏に関する記事まとめ #森友学園 #アッキード事件


アッキード事件とも呼ばれる、森友学園の問題で、マスメディア取り沙汰されている安倍昭恵氏ですが、ここに、昭恵氏および、三宅洋平氏、てんつくマン氏に関わる記事の目次を置きます。

今の日本が抱える問題を、みなさんが考える一助になったら幸いです。

✧安倍昭恵氏に関する記事の目次です✧

[洋平と昭恵をつないだ「怪人」てんつくマンとは!?]

[大丈夫か、三宅洋平!? 安倍昭恵氏と会食なんかしちゃって。]

[洋平氏と昭恵氏の会食・再考、その意味を最高のものにするために]

[「洋平・昭恵会食」再々考、ネット「世論」をどう読むか]

[「天然系・総理の密使」安倍昭恵氏が沖縄高江のヘリパッド建設反対運動テントを訪問]

[「大物」か「あほう」か、三宅洋平、安倍昭恵と高江に同行]

[昭恵氏の高江訪問について三宅洋平氏に今伝えたいこと 2016年8月9日]

[三宅洋平は「許可」を得て安倍昭恵を高江に案内したのか]

[三宅洋平は権力にすり寄る節操なしではない]


2017年3月24日金曜日

そしてぼくはネパールに行った - 意識のメタモルフォーゼ 01


ぷちウェブ作家のとし兵衛です。

お釈迦さまの生誕地ルンビニの、安宿のベッドに寝そべりながらこれを書いてます。

こちらは、ネパール時間で午後五時半(日本より三時間十五分遅れなので、日本はとっくに夜ですね)、まだ外は明るいです。

五十二歳にして定職を持たないぼくは、いま奥さんと二人、アジアをゆらゆらと漂っているのですが、しばらく前から奥さんはヴィパッサナ瞑想の十日間コースに行っているので、今は気楽な一人暮らしです。

それをよいことに昼間からビールを飲んで、心地良くも気怠い日々を過ごしています。

さて、今回のシリーズでは、そんなぼくの最近の日々に置きつつある、「風変わりな変化」について書きたいと思うのです。

その変化というのは、「意識のメタモルフォーゼ」とでも呼ぶべきもので、ある種の昆虫が、幼虫から、蛹(さなぎ)になり、成虫になるように、個体自体は保たれながらも、劇的な変身を遂げたことが感じられるような不思議な体験なのです。

そんなふうに書くと、オカルトめいた説明に思われるかもしれませんが、これは変性意識状態として知られるものが、一段階上に上がるようなことであって、現代の脳科学の範囲内においても、十分説明しうるものだろうと、仮説を立てています。

この劇的といってもいい変化が起こり始めたのは、この十日間ほどのことなのですが、これがどうして今起こったのかということを説明するには、ぼくが今までどんな人生を送ってきたのかを知ってもらう必要があります。

というのは、この変化は、ぼくという「一人の人間の中で起こった」話ではなく、「周りの人や物との相互作用を通して起こった」ものだと考えるからです。

そこで、まずはぼくの高校・大学時代から話を始めたいと思います。

  *  *  *

ぼくは、高校生の頃から心理学に興味を持ち始めたのですが、高校の友だちの影響で、大学ではコンピュータのソフトウェアの勉強をしました。

心理学に興味を持ったのは兄の影響で、兄は実際、大学で心理学を学びました。

けれどもその兄を見ていて、心理学では大学を出たあとに大変そうだなと打算的に考えて、もう一つの興味の対象のコンピュータを学ぶことにしたのです。

こまかい話をすれば、ぼくが大学でコンピュータを学ぶことになったのには、ある日たまたま旧友にばったり会ったこととか、ほかにもいろいろな偶然ともいっていいエピソードがいくつも関係しているのですが、とりあえずは、「この兄の影響は捨てて、友だちの影響を取った」という形での、
「周りのいろいろな物事の影響をすぐ受けるが、その中で自分でやりたいものを取る」
というやり方が、ぼくの場合の人生を形作る、典型的なパタンとしてあるわけです。

ちなみにぼくが大学生だったのは、1980年代の半ば、日本社会が戦後最後の好景気に浮かれていた頃の話です
同じ大学の別の友だちが先輩と共にソフトの会社を起こしたので、学生時代はそこでバイトをしてずいぶん勉強させてもらいました。

ぼくが大学四年のとき、その友だちが、その会社に就職しないかと誘ってくれたのですが、あいにく会社のやっていることはぼくの興味の範囲内になかったので、断ってしまいました。

ここでも、友だちの影響でプログラムのバイトをし、けれども就職の誘いは自分の判断で捨てる、という、大学の選択と似たパタンが現れます。

友だちの誘いを断ったぼくは、その代わりにこう考えました。

自分は高校のときから会社員になるつもりはなかったし、今も会社員として人生を送るつもりはない。

けれども、大学を卒業するというこの機会を逃したら、ぼくには日本の会社勤めを経験する機会はないだろう。

せっかくだから、就職してみよう。
二、三年でやめるつもりで。

会社での経験については、今はくわしく書きませんが、大手の精密機器メーカーでファームウェアの技術者として働いてみて、とにかく分かったのは、自分は日本の会社的環境にはとことん馴染めないということです。

そして、当初の目論見よりはやや早く、二年足らずでその会社はやめました。

これも、こまかいことは書きませんが、ある種の偶然的な会社内での経験をきっかけに突発的にやめようと思い立ったもので、「やめる」ということ自体は自分で決めているのですが、ある種の偶然の影響に対しての反応ということでは、典型的なパタンということができると思います。

「このときぼくは将来どうしよう」というようなことは、一切考えませんでした。「長いスパンでものを見て人生を設計する」といったスタイルとは無縁の人間なのです。

余計なことはあまり考えず、周りの影響を素直に受け、自分の直感に従って行動する。そうしたパタンがぼくの今を形作ってきたわけです。

  *  *  *

会社をやめることにしたぼくは、せっかくだからこの機会に海外に旅をしようと思いつきました。

そしてある日曜、自宅の近所の、普段はあまり行かない本屋でガイドブックの棚に行き、ぱっと目に入ってきた一冊のガイドブックを手に取りました。

「地球の歩き方」のネパール編です。

ふーん、ネパールは二月、三月は旅行に適した時期なんだ。じゃあ、ちょっと行ってみようかな。

そうして、ぼくは、初めての海外旅行の行き先としてネパールに向かうことになったのです。

(続く)

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[[本の紹介]不思議な双子の物語、Naho & Maho「あーす・じぷしー」]

[あーす・じぷしーの物語 - 「思い込み」から自由になるって、どーゆーこと?]

[本気で人生を変えたいですか? それなら、これだけは知っておいてください]

[脱会社人: 気分はオフグリッド・あなたは自由に生きたいですか、生きられますか]

[最高の幸せ、フロー体験を知ってますか?]

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2017年2月21日火曜日

偶然と奇跡の物語、「あーす・じぷしー」って実話なの?


今日は[「あーすじぷしー」]という本の紹介を兼ねて、この話は「ほんとに実話なのか」ということについて、書いてみようと思います。

「あーすじぷしー」は大分出身の若い女の子まほが、一般社会の普通の枠組みの中で生きることに違和感を感じて、自由でワクワクする人生を送り始めるまでの実話の物語です。

専門学校を卒業して憧れの会社に就職して服飾デザイナーになったのに、なぜか充実感を感じられないまほは、一年足らずでやめ、東京の専門学校に入り直します。

そうして一人暮らしを始めた東京で、偶然が導く人や出来事の連続の結果、「デザイナーになる」という過去の夢を捨て、彼女はペルーへと導かれます。

そして、ペルーで体験する「聖なる真実アヤワスカ」のビジョンこそが、この物語の圧巻なのですが、その辺りについては、次の記事にもう少しくわしく書いていますので、ご覧ください。

[[本の紹介]不思議な双子の物語、Naho & Maho「あーす・じぷしー」]

  *  *  *

さて、この本の話を読んで、
「これ、ほんとに実話なの?」
と思う方は少なくないように思います。

なにしろ、東京に出てから、彼女がペルーに導かれていく道行きというものが、普通にはありえないような偶然の連続に満ちているからです。

就職の内定を辞退し、東京で出会った友だちの影響から、海外に旅すること決めた彼女の中には、海外旅行に対する具体的なビジョンはありません。

どこに行こうかと考えあぐねている彼女に、友だちのすすめてくれた一冊の本が答えをもたらします。シャーリー・マクレーンの「アウト・オン・ア・リム」という本です。この本でシャーリーは、ペルーでの神秘体験について書いており、それがシャーリーの人生の大きな転換点になるのですが、そのあまりの不思議な記述に、まほは「これは本当の話なんだろうか?」と思います。

そのことに加え、シャーリーの誕生日がまほと同じであることが「大きな前兆」となり、まほはペルーに行くことを決心するのです。

そして、ペルーがどこにあるかもよく分からないまま、借金をまでしてペルー行きの航空券を買ってしまいます。

旅の準備も整わないでいる彼女に、次の偶然がやってきます。専門学校の友だちの、お母さんの友だちのまきさんという人がペルーに行ったことがあるという情報です。

けれども、出発まであとひと月というのに、まほは旅費を稼ぐアルバイトに精一杯で、まきさんに十分連絡を取る余裕もありません。

すると、まきさんが東京に来ることになり、会って直接ペルーの話を聞くことができたのです。そして、まほのペルーでの体験についてのキーパーソンとなる、日本語堪能なリョニーさんを紹介してもらいます。

そして、さらに出発の一週間前、次なる奇跡が起こります。

いまだアルバイトで手一杯で、旅の準備ができないままでいるまほに、旅から帰ったばかりのバイト先の先輩スタッフが、買えば十万円はするのではないかという旅道具を一式そのまま貸してくれたのです。

こんなのって普通ありえないですよね(笑)。

こんなふうに、偶然の導きだけで物語は進んでいきますし、しかもその一つ一つの出会いが、さわやかであったり、感動的なものであったり、あるいは深く重いものであったりするのですから、「アウト・オン・ア・リム」を読んだまほが「これは本当の話なんだろうか?」と思ったのと同様、この「あーすじぷしー」というお話を読んでいるわたしたちも「これって実話?」という思いがどうしても湧いてきます。

けれども、さまざまな出会いと、それに対するまほの、積極的に受け入れていこうとする勇気も、とまどって足踏みをする弱さも、等身大の飾らない表現と思えますし、出会いを糧として自分に向き合い、自分の弱さを克服していく姿勢は、自分の心の深い部分までもさらけ出す勇気ある記述です。

そうした部分について、特に作り話の空気を感じることはありませんでした。

そして、まほは、ぼくたち「一般の人」とは「違う星の下」に生まれた人なんだろうな、というようなことも考えます。

この本を読んでそれを「前兆」と捉え、ペルーに行き、やみくもに聖なる真実の体験をしたからといって、まほのような「変容体験」は期待できません。

お金持ちやスポーツ選手の人生というものも、ある種の奇跡に満ちているものです。けれども、そうした成功者の人生についての本を読んで、そのとおり真似をしたからといって、自分も成功者になれるかというと、そう簡単にいくものではないのと一緒です。

もちろん、この本をきっかけに、自分なりの準備をし、十分な決心をして臨めば、「聖なる真実」はあなたの人生にとって重要な体験となりえます。

逆に言えば、十分な準備ができずに行きあたりばったりで「聖なる真実」を体験しても、頭痛や吐き気、そして見たくもない不愉快なビジョンを得るだけで終わり、ということも考えられるのです。

まほは、自分から積極的に「聖なる真実」との出会いを求めたわけではありません。

東京に行ってからの新しい出会い、そして出会った人からの助言によってお母さんとの和解を経験し、そうした数々の前兆とそこからの気づきの連鎖が、ペルーに行ってからも、さまざまな偶然を呼び寄せ、彼女を「聖なる真実」へと導くのです。

まほの中に眠っていた「目覚め」への欲求が、世界の流れと呼応して、彼女の「変容体験」という奇跡を呼んだのです。

まほは、ほんとに「特別な星の下」に生まれた人なのだなあと、深く思います。

  * *  *

この本は一冊の物語ですから、いくらかの脚色はあるかもしれませんし、思い違いによる事実との相違もありえます。

けれども大筋としての事実性を疑う必要はなさそうです。

そして、仮にこれが完全なフィクションだとしたら...... 。

それこそ、まさに驚くべきことで、これだけのものをフィクションで書けるということは、まったく稀有な才能というしかありません。

[こちらのページ]を見ますと、単行本は15,000部に達し、韓国語版の出版も決まったとのことで、この日本発のスピリチュアル・ストーリーが、広範な読者を獲得し、末永く読み継がれていくだろうことを予感させます。

新しい才能の誕生を目撃する幸せを感じながら、今日はこの辺りでタブレットを置きます。

それでは、みなさん、またー。

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[[本の紹介]不思議な双子の物語、Naho & Maho「あーす・じぷしー」]

[あーす・じぷしーの物語 - 「思い込み」から自由になるって、どーゆーこと?]

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[「人生長すぎる」とお嘆きのあなたへ - エクハルト・トールの場合]

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2017年2月16日木曜日

[本の紹介]不思議な双子の物語、Naho & Maho「あーす・じぷしー」


Naho & Maho「あーす・じぷしー」 [Kindle版] [単行本]

この本は、「あーす・じぷしー」という名前で、世界中、気ままに旅をしながら、自由な人生を生きる実験をしている双子の姉妹、なほとまほの自伝的な物語です。

双子の物語ではありますが、実際には妹のまほが語り手であり、主人公です。まほの「そぱ」には、姉のなほがいつも寄りそいたたずんでいます。

なほとまほは双子であるがゆえに、子どもの頃には互いにテレパシー的な感覚があって、永遠あいこができました。

二人でじゃんけんをして、片方は出す役、片方は読む役。そうするといつまでもあいこを続けられたのです。

また、まほは、幽霊やお化けもよく見ていて、亡くなったおじいちゃんにも会ったことがあるような、霊感の強い人です。

そして、彼女は共感覚の持ち主であり、音や人、場所に色がついて見えていました。色とりどりの楽しい毎日を生きていたのです。

ところが大人になるにつれ、そんな感覚も消えていきます。お金のこと、就職のこと、仕事のこと、人間関係のこと、そうしたことで頭がいっぱいになるにつれて、子どもの頃の「楽しい感覚」を大事にできなくなってしまったのです。

大分出身のまほは、デザイナーになるという子どもの頃からの夢をかなえるために、専門学校に行き、大阪で就職します。けれども、憧れのブランドの会社に入ったのに、なぜか充実感はなく、一年足らずでやめてしまいます。

そして、実家に帰り、寝る時間も惜しんで働き、お金を貯め、東京の難しい洋服の学校に入り直します。そうすることで、デザイナーとしての新しい道が開けるはずだと思ったのです。

  *  *  *

さて、東京では何がまほを待ち受けていたのでしょうか。

それは、さまざまな、人や出来事との出会いです。

道端で運命的に出会った、同じ九州出身の若者二人。二人は、日本の枠にしばられず、この世界を自由に生きています。

また、まほは 2011 年 3 月 11 日の大地震を、アルバイト先の新宿の電器屋で経験します。

まほの心は、この地震に大きく揺さぶられ、せっかく決まった内定も辞退してしまいます。デザイナーになる、という「夢」を捨てたのです。3.11 から半年ほど経った頃のことです。

そして、まほは、「ワクワクして生きなさい」という言葉を胸に、行き先の見えない、不思議な旅を始めることになるのです。

  *  *  *

パウロ・コエーリョの「アルケミスト」シャーリー・マクレーンの「アウト・オン・ア・リム」、ブログで知った青年との出会い、その青年からのつながりで知った作家からのアドバイスなど、たくさんの「前兆」がまほを旅へと導いて行きます。

そして、無謀とも言えるような、直感にだけしたがった旅は、彼女をペルーにまで呼び寄せ、シャーマンの儀式へと立ち会わせることになります。

ペルーの小さな村の、さらに人里離れた小さな家で、聖なる真実アヤワスカが彼女に見せるビジョンは圧巻です。

すべての空想が現実になり、あまたの時代の様々な人生を、彼女は自分のものとして経験します。

自分が双子の姉とともにこの世に生まれる瞬間を、強烈な喜びを感じながら再体験します。

そして、そうした「光」の面からさらに進み、世界の「影」の面、自分の感覚が当てにならない、どこにも確かなものがない、一人ぼっちの孤独な宇宙をも見せつけられます。

「もう元には戻れない」という恐怖を味わい尽くしたあとで、ようやく彼女は、「戻る」のではなく「選ぶ」ことによって、この世界に戻ってきます。

粉々に砕けてしまい、形を失ってしまった世界が、そして秩序が、再生するのです。

こうした断片的な記述では、彼女の体験を十分には伝えられませんので、そうした神秘体験や、変性意識について興味のある方は、ぜひ「あーす・じぷしー」という本を手にとって読んでほしいと思います。

この本は、ハクスリーの「知覚の扉」カスタネダのドンファン・シリーズと並べてもおかしくないほどの、日本発かつ日本初の本格的なサイケデリック文学といってよいでしょう。
(ほかに日本産のサイケデリック文学をご存じの方があれば、ぜひご教示ください)

Naho & Maho「あーす・じぷしー」 [Kindle版] [単行本]

なお、聖なる真実アヤワスカの場面は、「あーす・じぷしー」の書籍でしか読めませんが、まほがペルーに至るまでの物語は、ネット上でもほぼ同一の内容が公開されています。

[あーすじぷしー第1話]

以上、不思議な双子の姉妹、「あーすじぷしー」の物語のご紹介でした。

では、また。

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[「人生長すぎる」とお嘆きのあなたへ - エクハルト・トールの場合]

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2017年2月14日火曜日

「人生長すぎる」とお嘆きのあなたへ - エクハルト・トールの場合


「人生長すぎる」

ぼくもそう思ったことがあります。

「なんだか毎日がつまらない」

そんなことも、時々、思います。

そして、「消えてしまいたい」とか「もう生きていられない」とか。

そういう思いをふっ飛ばして、元気に生きたい、と考えはしても、「できないものは、できない」んですよね。

「今の自分には、明るく普通に生きるなんてできないんだ」と開き直ることも大切です。

うつ的な気分が湧いてくる自分を、認めてやったらいいんです。

たぶんあなたは、自分の気持ちを殺して、周りの要求に応えるために、自分の人生を使いすぎてしまったのです。

いつの間にか周りのために生きることになってしまったとき、自分がなんのために生きているのか分からなくなって、生きるのが苦しくなって、最後には死を選ぶことになる。悲しいことですが、これも、ある意味、自然なことです。

けれども、今これを読んでいるあなたは、まだ、死を選ぶところまでは、行っていないわけですから、今から自分の生き方を変えることもできるわけです。

とはいえ、生き方を変えるということは、いとも簡単であると同時に、なんとも難しいことです。

周りの目を気にしすぎているのは、あなた自身なのですから、周りを気にするクセを変えればいいだけです。話は簡単ですよね。

ところが、それを実行するのが難しい。

「もう周りの目は気にしないぞ」と心に決めても、その瞬間から、その通りに生きるというわけにはいきません。

こうしたことには、どうしても時間がかかります。

ところが、世の中には稀に、あるとき突然、劇的な変化が訪れる人もあるようです。

エクハルト・トールという作家がいますが、この人は長い間うつ的な思いをかかえて生きていたのに、ある晩、その重苦しい気分の中で、次のような経験をします。

「私は、もうそれ以上自分自身と生きることが出来なかった。そして、答えのない疑問が生じた。自分と生きることが出来ないこの『私』は、一体誰なんだ? 自分とは何だ? 私は虚空へと吸い込まれるように感じた。その時は、一体何が起こったのか知らなかったが、満たされない過去と恐ろしい未来との間に生きている、思考が作り出した自我が、その重苦しさ、その抱える問題と共に、崩壊したのだ。翌朝、目が覚めてみると、すべてが実に穏やかだった。この平安は、自我がそこに無かったために現れたのだ。ただ存在の感覚のみ、あるいは『在ること』、ただ観察し見守っているだけだ。」

次の朝、トールはロンドン市内を散歩したが、「すべてが奇跡のようで、深く穏やかだった。車の往来さえも。」 [12] この感覚は持続し、トールはいかなる場面でも、そこに潜む平安を強く感じとるようになった。 [16] トールは博士号のために勉強をするのを辞め、ほぼ二年間に渡り、ほとんどの時間を「深い祝福に満たされた状態で」、ロンドン中心部の ラッセル・スクウェア の公園のベンチに座って、「世界が移ろいゆくのを見て」過ごした。トールは友人のところに居候になったり、 仏教寺院 に泊まったりしたが、それ以外は ハムステッド・ヒース で ホームレス として野宿もした。家族はトールが「無責任で、かつ正気を失った」と思っていた。

(以上、Wikipedia エックハルト・トールの項より)

このような深い体験は、誰にでも起こるというものではありませんが、意識を呼吸に向けることや、瞑想の練習をすることで、小さな「気づき」の体験を重ねていく道は、誰にでも開かれています。

まずは、深呼吸をしてみてください。

ゆっくり吸って、ゆっくり吐く。

千里の道も一歩から。ここからすべてが始まります。

こちらに簡単な瞑想の仕方を書いていますので、よろしければご覧ください。
[これなら簡単、誰にでもできる瞑想のやり方・方法]

また、エクハルト・トールの本はこちらがおすすめです。
「さとりをひらくと人生はシンプルで楽になる」

あなたの毎日が、少しずつよい方向へ向かっていくことを、心からお祈りします。

以上、インドの聖地バラナシより、とし兵衛でした。

それでは、また。

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[人生は哲学するには長すぎる 02 厨ニ病患者のインド万歳]

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[惜しい! イケダハヤト氏の「三宅洋平不支持」発言]

[イケダハヤト氏が「お試しあれ」と言ったホメオパシー半可通講座]

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