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2016年7月18日月曜日

三宅洋平氏の「内海聡発言」擁護問題を考えてみます


2016参院選の東京選挙区から立候補したミュージシャンの三宅洋平氏が、過去に「障害をもつ子を産んだ人は反省する必要がある」との趣旨の発言をしたことに関し、その発言において「反省」という言葉を使ったことの非を認め、ご自分のブログにおいて謝罪しました。

このことは評価できます。

ただし、この発言がなされる原因となった、内海聡医師を擁護したことについても、訂正の必要を感じます。

事の経過は、こうです。

内海聡氏という大層変わったお医者さんが、 Facebook 上で 2015年6月13日に、
「障害の子どもさんが生まれるというのは、いかに産む前妊娠前に両親が食と生活が乱れているかの証、それは一生かけて反省しなければなりません」
との発言をしました。

当然のように非難が殺到しましたが、それに対し内海氏は、「障害者の親は一生反省してもらってけっこう」と応えた模様です。

この出来事に対し、三宅洋平氏が、内海氏の発言を自分なりに言い換えた形で、「障害をもつ子を産んだ人も、そのことを反省しつつも、その反省を生かしながら障害とともにその子を大切にしていこう、そして障害を受けとめることに障害のない社会にしていこう」と整理し、その主張自体には問題がないのではないか、という趣旨の発言を 2015年6月18日にしたことから、三宅氏にも批判が及ぶ結果になりました。

今回、三宅氏が参院選に立候補したことにより、この発言が改めて注目されることとなり、多数の声が三宅氏に届けられ、その結果、三宅氏は「反省」という言葉を使った非を認め、謝罪の記事を2016年07月16日に発表されました。

三宅氏が、このように謝罪なさったことの真摯な姿勢は、大変評価できることと思います。

一方、同じ投稿で内海聡氏について、
「たまにおかしなことを言う、ぶっ飛んだ人だなーと表現者として思うときは僕もあるけれど、それって内海さんのキャラクターだと思うし、そのバイアス差っぴいて有益なことを医者としてたくさん発信していると思う」
と好意的な評価をしていることについては、今回の記事では触れていません。

内海聡氏の「医学の9割は不要」というような意見は、まったくの間違いともいえませんが、かなり極端なものですので、個人としてそれを支持する分には問題ないでしょうが、政治家として広く支持を集めるためには、前面に押し出すべきものとは思えません。

むしろ、そうした発言をする人物とは、はっきりと距離を取るべきでしょう。

また三宅氏は、今回の謝罪の記事で、 Facebook の当該投稿を削除したことを伝えています。
内海氏擁護の発言が、すでにネット上で拡散されていることを考えると、この削除は問題をうやむやにするためのものではないかと思われかねませんので、こちらの問題点についても、なんらかの行動を取ることが望ましいと考えます。

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