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2016年7月22日金曜日

最高の幸せ、フロー体験を知ってますか?


みなさんは、フロー体験って聞いたことありますか?

何かをすることに完全に没頭していて、同時に頭が冴え渡っていて、時間が経つのも忘れるくらい幸せな状態のことです。

ミハイ・チクセントミハイというハンガリーの心理学者が提唱する考えです。
[wikipedia でミハイ・チクセントミハイを見る]

第二次世界大戦が終わったとき、ミハイさんは10歳でした。そして戦後の困窮生活を体験する中で、ユング心理学との出会いがあり、やがてアメリカで幸福とは何かを研究するようになります。

そうして彼は、人々が、日々の暮らしの中や通常の経験の中の、いったいどんなところで幸福を感じるのかを研究しているうちに、フロー体験という不思議な幸せの体験を見つけたのです。

完全なフロー体験というのは、スポーツ選手や芸術家、あるいは長年に渡って瞑想を続けた人など、一部の人に限られるかもしれませんが、子どもの頃、遊びに夢中になって時間を忘れてしまった経験は、多くの人がお持ちではないでしょうか。

ミハイさんは、そのフロー体験の状態について、次のように説明しています。

・時間の流れの中で、いつも自分のしたいことが分かっている
・していることについて、すぐさま反応が得られる
・する必要があることと、それが難しくても可能なことが分かっている
・時間の感覚が消失する
・自分自身のことを忘れてしまう
・自分はもっと大きな何かの一部であると感じる

こうした状態にあるとき、何をしているかは問題でなくなり、していることそれ自体に価値があることになるというのです。

フロー体験をするための確実な方法というものはないようですが、こんなちょっとした話を知るだけでも、なんだか人生が楽しいものになりそうな気がしますよね。

フロー体験のことをさらに知りたい方には、ミハイさんのこちらの本がおすすめです。
「フロー体験入門―楽しみと創造の心理学」[世界思想社 2010]
(ただし一部訳が読みづらいようです)

 難しい本も大丈夫な方なら、こちらを。これもミハイさんの本です。
  「フロー体験-喜びの現象学」[世界思想社 1996]

なお、この記事の内容は、TEDカンファレンスのビデオ「ミハイ・チクセントミハイ: フローについて 」(2004年2月)を参考にしました。英語の勉強がてら、ご覧になるのもおすすめです。

☆「幸せ」について、こちらの記事にも書いてます。
[幸せってなんだっけ・社会神経系と瞑想の話]

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